KSS、タカタの買収完了 社名変更 リコール関連除き事業継承

 米自動車部品大手キー・セイフティー・システムズ(KSS)は11日、欠陥エアバッグ問題で経営破綻したタカタの主要事業の買収を完了したと発表した。大規模リコール(回収・無償修理)の関連事業を除いて引き継ぐ。

 KSSは中国の自動車部品大手、寧波均勝電子の子会社。買収が完了したのに伴い、親会社の英語表記に合わせて社名を「ジョイソン・セイフティ・システムズ」に変更した。買収後の売上高は年約70億ドル、従業員数は5万人超となる。

 これに合わせてタカタは12日、高田重久会長兼社長が11日付で退任し、野村洋一郎取締役が社長に就いたと発表した。債権者への弁済など清算業務に当たる。

 タカタは欠陥エアバッグのリコール費用がかさみ、2017年6月に経営破綻。同年11月にKSSに事業を15億8800万ドル(約1700億円)で譲渡することで最終合意した。(ニューヨーク 共同)