住友商事新社長の兵頭誠之氏 先端分野の企業に積極投資

社長就任前に記者会見する住友商事の兵頭誠之氏=2017年12月22日
社長就任前に記者会見する住友商事の兵頭誠之氏=2017年12月22日【拡大】

 住友商事の社長に1日付で就任した兵頭誠之氏(58)は12日、共同通信のインタビューに応じ、人工知能(AI)や電気自動車(EV)といった先端分野の開発を手掛けるベンチャー企業などに積極的に投資する方針を示した。

 兵頭氏は「世の中にある革新的な技術を組み合わせ、新たな機能を持った企業集団に変えていく」と強調。関心のある分野として仮想通貨も挙げた。

 これらの分野への投資強化のために立ち上げた社内の横断的な委員会が実質的な司令塔役を担う。技術や情報の取り込みを目指す。「組織間の連携を深め、新しいビジネスの形を見つけたい」という。

 海外では、米シリコンバレー、英ロンドン、香港の3拠点を中心に、現地の判断で投資できる態勢づくりを推進する。

 兵頭氏は「(既存事業と新規事業の)バランスを取ってやっていく」と話した。