鹿児島の仮想通貨業者に停止命令 顧客の資金を流用

 九州財務局は13日、仮想通貨交換業者に登録を申請している「みなし業者」のBMEX(鹿児島市)に対し、顧客から預かった資金の流用などの違反があったとして資金決済法に基づき2カ月間の業務停止命令と、経営体制の刷新などを求める業務改善命令を出した。

 業務停止命令を受けたみなし業者は5社目。顧客から預かった資金の流用を繰り返し、特定の大口顧客からの依頼に応じて一時的に顧客の資金繰りに充てる違反があったほか、自社の財務基盤や収益に関するリスク分析もずさんで、経営管理態勢も不十分だった。5月14日までに改善状況の報告を求めている。

 同社は昨年3月から仮想通貨の交換業務を開始した。利用者の間では、証拠金を預け入れると保有金額の最大25倍を取引に利用できる仕組みがあることで知られていた。