【高論卓説】「ゲームバー」大阪で一斉に閉店 ソフト無許諾上映に対する甘い認識 (3/3ページ)

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 したがって、ゲームバーは店内という管理支配する場所においてゲームというコンテンツを提供している以上、ゲームバーが上映権の侵害主体となってしまう。なお、営利を目的としない上映は、権利侵害とならないのだが、ゲームバーが非営利であるという主張は通らないであろう。店内で大会を実施して、大画面でその様子を映像として他の客に見せる行為も同様に上映権侵害となる。

 弁護士の立場からしても、著作権は複雑であり、難解であると思う。最近、「eスポーツ」が盛り上がっているが、上記の通り注意が必要である。著作権法はそろそろ見直しが必要だといわれて久しい。

【プロフィル】溝田宗司

 みぞた・そうじ 弁護士・弁理士。阪大法科大学院修了。2002年日立製作所入社。知的財産部で知財業務全般に従事。11年に内田・鮫島法律事務所に入所し、数多くの知財訴訟を担当した。17年に溝田・関法律事務所を設立。知財関係のコラム・論文を多数執筆している。41歳。大阪府出身。