米GM、セダン不振で一時解雇 最大1500人

 米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が、セダンの販売不振を理由に中西部オハイオ州の工場で一時解雇を実施することが13日分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)などが報じた。対象は最大で1500人になる。

 米国では、ガソリン価格が低水準で推移していることを追い風にピックアップトラックやスポーツタイプ多目的車(SUV)といった比較的大きな車が人気で、セダンの市場は縮小傾向にある。

 人員削減の対象となるオハイオ州の工場では小型セダン「シボレー・クルーズ」を生産しており、セダン不振が直撃した形だ。(共同)