航空機2強が生産拡大合戦 17年、LCC需要増で納入数最高 (1/2ページ)

ボーイング787-10=4日、関西国際空港
ボーイング787-10=4日、関西国際空港【拡大】

 航空機メーカー2強の米ボーイングと欧州エアバスが、格安航空会社(LCC)向けの需要増加を追い風に生産拡大合戦で火花を散らしている。両社は2017年、ともに納入した民間機数が過去最高を記録。18年も引き続き好調を見込む。

 17年に航空会社やリース会社に納入した機数は、ボーイングが前年比15機増の763と6年連続の首位で、2位のエアバスは30機増の718だった。LCCが多く導入する主力小型機の人気が後押しし、ボーイングは737シリーズ、エアバスはA320シリーズの伸びが目立った。

 最近の納入数はボーイングがエアバスを上回り、14、15年は大差をつけた。だが、その後は縮小傾向にあり、17年の差は45機。受注数や納入数は金融危機に伴う景気後退から回復し、新興国での海外旅行などの広がりを背景に急成長した。

 航空機は受注から完成まで時間がかかり、機体の納入数が業績を大幅に左右する。エアバスはA320シリーズなどの生産態勢の強化を進めており、18年は800機程度の納入を見込む。

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