ユニリーバの働き方、社外へ広がり 「Team WAA!」初の地方拠点、全国展開へ (1/2ページ)

3月26日に都内で開いたTeamWAA!の3月の月例セッションにはリモート参加を含めて約300人が参加した
3月26日に都内で開いたTeamWAA!の3月の月例セッションにはリモート参加を含めて約300人が参加した【拡大】

 ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス(東京都目黒区)が導入した時間や場所にとらわれない働き方「WAA(Work from Anywhere&Any Time)」が社外に広がっている。同社のこの人事制度に共感し、新しい働き方の実践を目指す企業や個人、団体が参加するネットワーク組織が地方拠点を開設、活動の全国展開に乗り出した。

 この組織は、昨年1月に立ち上げられた「Team WAA!(チーム・ワー)」。ユニリーバがWAA制度について毎月実施してきた社外向け説明会の参加者らが自らユニリーバの制度をモデルとする働き方を実践するとともに、毎月開催する会合などで、新しい働き方について研究や議論を重ねているという。組織はこの1年あまりで1000人超が参加する規模に拡大し、新たに地方展開にも動き出した。

 宮崎県新富町に3月下旬、初の地方拠点を設けたのに続き、近く宮城県女川町にも開設する。拠点は組織のメンバーが出張や旅行した際に、時間や場所にとらわれず「地方から働く」モデルを提案する。新富町のケースは一般財団法人こゆ地域づくり推進機構が運営する「移住交流促進ラボ」を拠点として利用できる。このほか7、8カ所と接触があり、活動の推進役であるユニリーバの島田由香取締役人事総務本部長は「47都道府県すべてに設置したい」と今後の地方拠点拡充に意欲をみせる。

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