南相馬に被災地最大のソーラー発電所 福島 (2/2ページ)

稼働した東日本大震災の被災地最大のソーラー発電所=13日、南相馬市(内田優作撮影)
稼働した東日本大震災の被災地最大のソーラー発電所=13日、南相馬市(内田優作撮影)【拡大】

 同市は、原発依存からの脱却に向け、24年に「再生可能エネルギー推進ビジョン」を策定。42年度までに市内の電力自給率100%を目指している。これに向け今年3月、初めての施設となる風力発電プラント4基(計9400キロワット)が動き出した。今年12月には新たなメガソーラー(3万2千キロワット)が同市原町区に完成する予定。さらに32年度春の運転開始を目指し、2カ所でソーラー発電所の建設が計画されている。

 東北地方のメガソーラーは、青森県六ケ所村に14万8千キロワットと7万1千キロワットの施設がある。