住友商事、メガソーラーを南相馬で竣工

 住友商事は、東日本大震災の津波被害に遭った福島県南相馬市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を完成させ、竣工(しゅんこう)式を開いた。出力は5万9900キロワットで、市によると岩手、宮城、福島3県の津波被災地では最大となる。約110ヘクタールの敷地に約22万枚のパネルが設置され、年間発電量は一般家庭約2万世帯分に相当する。津波で民家や田畑が流失した土地を市が買い取り、同社が借り受けた。

 約100人が出席した式典で門馬和夫市長は「震災で甚大な被害を受けた市の復興に重要な事業だ。末永く地域に根ざしていくよう期待している」とあいさつ。住友商事の平野貴之国内再生可能エネルギー事業チーム長は「復興のシンボルプロジェクトの一つとしてしっかりと運営し、市の発展に貢献したい」と述べた。

 住友商事は市内の別の場所にも出力3万2300キロワットのメガソーラーを建設している。