紛失防止タグ、異業種と展開 MAMORIO、事業領域を拡大 (2/2ページ)

東京中央郵便局で販売されているMAMORIOの忘れ物防止電子タグ=東京都千代田区
東京中央郵便局で販売されているMAMORIOの忘れ物防止電子タグ=東京都千代田区【拡大】

 MAMORIOは、東京急行電鉄が15年に実施した起業支援プログラムに参加したのをきっかけに、16年11月から半年間、渋谷駅の東急電鉄が管理する構内でマモリオの実証試験を行ったところ多くの鉄道会社が関心を示し、いまでは首都圏中心に約200路線の駅構内などにマモリオの受信装置がある。

 マモリオの前身となった事業が「落とし物ドットコム」。落とし物の概要や落とした場所などの情報を専用ホームページに書き込み、公開する。寄せられた情報のうち約40%が持ち主に戻っているという。

 2020年に開かれる東京五輪には、世界中から多くの人が来日する。「物を無くすことを無くし、落とし物がかならず戻る世界を作りたい」。増木社長の描く未来は、外国人には想像できない世界になりそうだ。

【会社概要】MAMORIO

 ▽本社=東京都千代田区外神田3-3-5 ヨシイビル5階

 ▽設立=2012年7月

 ▽資本金=1億円

 ▽従業員=14人

 ▽事業内容=紛失防止タグの開発、販売など