シンガポールに丸亀製麺 3年後に10店舗展開へ

 トリドールホールディングス(HD)は18日、運営するうどんチェーン店「丸亀製麺」をシンガポールで初出店したと発表した。2020年度までに、同国内で10店舗の展開を目指す。

 1号店は、シンガポール中心部の大型商業施設内に出店。国内で人気の「かけうどん」や「釜揚げうどん」のほか、トマトと牛肉を使ったうどんなど、地域の味覚に合わせたメニューを用意した。価格帯は「日常的に利用してもらえるように、現地のファストフードと同等に設定した」(担当者)という。

 丸亀製麺は現在、シンガポール以外に12の国と地域で海外展開している。多様な文化が集まるシンガポールでの成功を足掛かりに、東南アジアや欧州などへの進出を加速させる考えだ。