いすゞ、新興国向け新型軽量トラック

 いすゞ自動車は23日、新興国向けの新型の軽量トラック「トラガ」をインドネシアで発売したと発表した。主力のトラック「エルフ」より車両総重量が軽く、小売業や農業に従事する人を主な顧客に想定する。力を入れる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で販売を拡大する考えだ。

 トラガの車両総重量は3トンで、ピックアップトラックと小型トラックの中間程度の重さ。いすゞとして初めてこのサイズのトラックを手掛けた。生産はインドネシアの工場で行う。

 2018年の販売目標はインドネシアだけで3000台。20年までに年間1万台超を目指す。