サムスン、予想上回る利益 半導体メモリーの輸出好調が寄与

 韓国サムスン電子が26日発表した2018年1~3月期(第1四半期)決算は、最終利益が11兆6000億ウォン(約1兆1750億円)とアナリスト予想を上回った。売上高は前年同期比20%増の60兆6000億ウォンだった。半導体メモリーの輸出好調が寄与した。

 ただ、モバイル事業で4~6月(第2四半期)に「需要低迷やマーケティング費用増加で旗艦モデルの売り上げ停滞が見込まれる」との認識を示した。

 IHSマークイットのモバイル端末担当アナリスト、ジュシー・ホン氏は「サムスンはあらゆる方面で競合に直面している。低・中級機種市場では中国に拠点を置くOEM(相手先ブランドによる生産)業者、高級機種市場ではアップルだ」と指摘した。

 サムスンは世界DRAM市場で約3分の2のシェアを握る。半導体部門の営業利益は11兆6000億ウォン。

 ディスプレー部門の利益は4100億ウォン。旗艦スマホ「ギャラクシーS9」を2月に発表したモバイル部門の営業利益は3兆7700億ウォン。全体の営業利益は15兆6000億ウォンと、過去最高となった。(ブルームバーグ Sam Kim)