伊藤忠が2期連続で最高益更新! 新技術へ投資枠新設

伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO(酒巻俊介撮影)
伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO(酒巻俊介撮影)【拡大】

 伊藤忠商事が2日発表した2018年3月期の最終利益は前年同期比で13・7%増の4003億円と2期連続で過去最高益を更新した。鉄鉱石など資源価格上昇に加え、食料や海外パルプ事業など幅広い事業が好調だった。19年3月期の最終利益見通しは12・4%増の4500億円を見込む。

 会見で岡藤正広会長CEO(最高経営責任者)は、4月に発表した持ち分法適用会社のユニー・ファミリーマートホールディングスの子会社化に関連して、経営課題だった総合スーパーのユニーの業績回復に関して、ドンキホーテホールディングスとの資本業務提携の成果を示し、今後は海外展開に踏み込む方針を示した。

 同日発表した3カ年の新中期経営計画では、新技術を活用したビジネスモデルの進化を掲げた。鈴木善久社長COO(最高執行責任者)は「全社横断で新たな投資枠を設置する」と話し、電気自動車やエネルギーの最適化、物流の新技術への積極投資の方針を示した。