フェイスブック個人情報の不正取得で英企業「ケンブリッジ・アナリティカ」が営業停止

 米交流サイト大手フェイスブック(FB)の個人情報の不正利用問題で、情報を不正取得し米大統領選などに利用した疑いのある英政治コンサルタント会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)は2日、営業停止を発表した。

 声明で「この数カ月、多くの事実無根の非難を受けてきた」と改めて疑惑を否定。疑惑に関する報道で顧客が離れ、営業を続けることができなくなったと説明した。

 英メディアによると、英ケンブリッジ大の研究者がFBを通じ利用者やその友人らの個人情報を大量に取得。研究者は規約に違反し、CAと最大8700万人分のデータを共有したという。

 CAは欧州連合(EU)離脱の是非を問う2016年の英国民投票で離脱派を、同年の米大統領選でトランプ陣営をそれぞれ支援したとされ、不正に得た情報を選挙戦略策定などに利用した疑いが持たれている。(ロンドン 共同)