【株式ニューカマー】ブティックス 介護に特化、人材・配食など新事業も計画 (1/2ページ)


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 □ブティックス・新村祐三社長

 介護業界に特化して展示会やM&A(企業の合併・買収)仲介、電子商取引(EC)などを手掛けるブティックスは、高齢化が進む市場環境を追い風に急成長し、業界の課題を解決するための新サービスも立ち上げる。4月3日に東証マザーズ市場に新規上場を果たした新村祐三社長は「売上高を毎年約20%成長させる。このうち企業間取引は約40%伸ばしていく」と事業拡大に意欲を示す。

 --複数の事業はどのようにシナジーを発揮しているのか

 「創業時は介護用品を一般消費者向けにECで販売していたが、2015年に事業者向けの商談型展示会事業に参入した。展示会に来場する介護関連事業者のうち決裁権限者の情報をデータベース化している。そのデータを基に介護事業者と介護用品メーカーなどとのマッチングや、M&A仲介サービスを展開している。とくにM&Aに関しては業界全体の競争激化でニーズが高い」

 --M&A仲介を詳しく

 「大手・中堅事業者は新設・買収で規模の利益を追求する半面、中小・零細事業者は経営難で廃業するところが増えている。大手・中堅は中小・零細を傘下に収めたいというニーズが高い。当社では既存の金融機関が対象としていない売上高3億円未満の小規模案件を主に取り扱っている。データベースを活用するため、適切なマッチングができて成約までの期間が短いのが特徴だ。17年度は約40件を成約させた。一般的に相談から譲渡まで6カ月~1年かかるところ、早ければ1カ月半で成約に至る。手数料は小規模な案件でも1000万円以上かかるところを、100万円からの業界最安水準となっている」

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