グーグルがIoT向けOS提供 家電やロボットなどに搭載

米カリフォルニア州マウンテンビューのグーグル本社=7日(共同)
米カリフォルニア州マウンテンビューのグーグル本社=7日(共同)【拡大】

 米グーグルは7日、モノのインターネット(IoT)向け基本ソフト(OS)「アンドロイド・シングス」の提供を正式に始めたと発表した。グーグルの人工知能(AI)やクラウドサービスと連係しやすい。冷蔵庫など家電からロボットまで幅広い機器で搭載を進めたい考えだ。

 米アマゾン・コムやマイクロソフトも同様のOSを展開しており、自社の陣営拡大を目指した競争が激しくなってきた。

 グーグルは既に、一部のメーカーと協業を始めている。中国の聯想(レノボ)グループなどが発売する新型ディスプレー端末は、このOSを搭載。ソニーも製品の開発で活用する。

 グーグルは、スマートフォン向けに「アンドロイド」、テレビでは「アンドロイドTV」といったOSを他社に提供、自社サービスを通じてアプリの販売や広告収入につなげている。

 また、グーグルは7日に開いた報道向け説明会で、検索やユーチューブなど自社サービスの利用増に向け、アジアやアフリカ、南米といった地域を強化する方針を示した。通信環境の整備や、対応言語の拡大などの取り組みを進めているという。(米カリフォルニア州マウンテンビュー 共同)