タクシーでおなじみの車種は、トヨタの「コンフォート」「クラウンコンフォート」「クラウンセダン」だったが、いずれも今年1月に生産を終了。同社はジャパンタクシーに一本化している。これまでのペースで増えると仮定すると、20年までに都内で1万台を超え、3台に1台以上がジャパンタクシーとなる可能性が高い。
ジャパンタクシーは3色あるが、トヨタは濃いあい色を“メインカラー”として強く打ち出し、街を走るタクシーの色が統一感をもって風景になじむようにしたい考え。普及が着々と進んでおり、「ジャパンタクシーで、東京の街から日本の風景を変えたい」との豊田章男社長の言葉が、現実味を帯びてきている。