スズキ、印で30年までに四輪500万台 エコカーで5割シェア堅持

決算説明会で記者の質問に答えるスズキの鈴木修会長(右から2人目)=10日、東京都千代田区
決算説明会で記者の質問に答えるスズキの鈴木修会長(右から2人目)=10日、東京都千代田区【拡大】

 スズキは10日、急成長するインドの自動車市場で2030年までに年500万台の四輪車を販売する方針を明らかにした。世界的な環境規制の強化を背景に需要拡大が見込まれる電気自動車(EV)やハイブリッド車のほか、圧縮天然ガス(CNG)で走る車の需要も取り込む。

 鈴木修会長が東京都内で同日開いた決算会見で明らかにした。同社によると、インド市場は現在の約400万台から成長を続け、30年には1000万台になる見通し。

 鈴木会長は「インドでの現在のシェア5割を(将来も)維持するならば500万台になる」と強調。研究開発力と販売力を磨き「次の100年に向けてトライする」とした。

 一方、2018年3月期連結決算は、売上高が18.5%増の3兆7572億円。最終利益は34.9%増の2157億円で3年連続で過去最高を更新。四輪の世界販売台数は322万4000台と初の300万台超えを達成した。19年3月期の業績予想は売上高が1.1%増の3兆8000億円、最終利益が5.0%減の2050億円。二輪、四輪販売とも前期実績を上回るが、円高や研究開発費の増加で利益が圧迫される。