「CEOが巨額報酬要求」アイカーン氏、ゼロックス再批判 

カール・アイカーン氏(ゲッティ=共同)
カール・アイカーン氏(ゲッティ=共同)【拡大】

 富士フイルムホールディングス(HD)による米事務機器大手ゼロックスの買収に反対するゼロックス大株主の米著名投資家カール・アイカーン氏らは10日、ゼロックス株主に向けた書簡を公表し、「ジェイコブソン最高経営責任者(CEO)が辞任の代わりに最大1800万ドル(約20億円)の退職金を何度も要求した」などと批判した。

 ゼロックスは9日に公表した全株主向けの書簡で、アイカーン氏側が「富士フイルムHDとの統合を直ちに終了させなければ戦争になる」と圧力をかけたと主張。裁判所が買収を一時的に差し止めるなど膠着(こうちゃく)状態に陥る中、両陣営が株主を味方に付けようと批判の応酬を続けている。

 ゼロックスとアイカーン氏らは今月1日に和解を発表したが、和解案は3日に失効した。(共同)