いま、シニア層を中心に、会話ができる「コミュニケーションロボット」が人気を集めている。タカラトミーアーツの「もっとおはなしダッキー」は、おしゃべりをする犬型のロボット。声をかけるとセンサーが反応し、話し出す。双方向の会話はできないものの、3000語の単語をしゃべることができ、その可愛いらしさから癒し系のロボットとして人気が高い。
通販のみで12万台「おしゃべりみーちゃん」
au未来研究所が開発した「Comi Kuma(コミクマ)」は、2つのぬいぐるみの間でコミュニケーションがとれる。クマに内蔵されたセンサーが動きを感知して、相手にスタンプを送る仕組みだ。離れて暮らす祖父母と孫が、クマを通して交流ができるようになっている。
そんな中、ひときわ人気を集めているコミュニケーションロボットがある。「おしゃべりみーちゃん」という人形型ロボットである。人工知能を搭載した高性能ロボットではなく、店舗販売もしていない(通販のみ)。にもかかわらず、現在までに12万台も売れており、ヒット商品になっているのだ。
人気の秘密はどこにあるのだろうか?