岩谷産業、21年3月期までの新中計発表 海外強化、経常益330億円へ

 岩谷産業は11日、2021年3月期まで3カ年の中期経営計画を発表した。連結経常利益330億円(18年3月期は294億円)を目指す方針を明らかにした。水素エネルギーや液化石油ガス(LPG)などの主力事業のほか、中国・東南アジアなど海外事業を強化して収益の拡大を図る。

 売上高は8080億円(同6707億円)を予定している。

 3年間の設備投資額は1400億円で、このうち水素関連では約100億円を投資して燃料電池自動車(FCV)向けの水素ステーションを新たに30カ所設置する方針だ。