住宅ローン、金利0.001%の攻防 りそなと住信SBIが競争、変動金利が過去最低水準に (1/2ページ)


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 住宅ローンの変動金利の引き下げ競争が激しさを増してきた。りそな銀行が5月適用分の借り換えの最優遇金利を年0.44%から0.429%と過去最低水準に引き下げたが、これに対し住信SBIネット銀行は9日に異例となる月中の金利引き下げを断行し、0.439%から0.428%へとりそな銀を0.001%下回る水準に下げた。金利国内首位の座をめぐる激戦はどこまで続くのか。

 住宅ローンの変動金利ではネット銀の住信SBIネット銀行が常にトップだった。そこに昨年8月、りそな銀が戦いを仕掛けた。変動金利(借り換え)を0.057%下げ0.44%としトップの座を奪った。

 住信SBIネット銀も黙ってはいない。昨年12月に変動金利を0.447%から0.439%に下げトップに返り咲いた。そして今年5月に再び、両社のせめぎ合いが勃発した格好だ。変動金利の指標「短期プライムレート」は変動していない。それでも低金利で争うのは、個人向け看板商品の金利で負けないという思惑が強く働いている。

 りそな銀は5月に実際は変動金利を下げていない。一般向けの最優遇金利とは別に、非開示としていたさらに低金利の不動産会社向けを開示し、見かけ上の金利を下げた。都市銀行はネット銀ほど金利競争はしないのが常識だが、国内主体行としてリテール業務の強化を打ち出し、国内トップの低金利に意欲を示す。

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