NTT、14年ぶり営業益最高 同日会見でトップ人事を正式発表

 NTTが11日発表した2018年3月期連結決算は売上高、営業利益、最終利益とも過去最高を更新した。

 同日会見した鵜浦博夫社長は、営業利益が前期比6.7%増の1兆6428億円と、04年3月期以来、14年ぶりに最高となったことについて「04年3月期はほとんどがNTTドコモによる最高益だったが、その後、SI(情報システム)分野などが柱になってきた」と述べ、ドコモ頼み収益構造の多角化を進めてきた成果を強調した。

 売上高は3.6%増の11兆7995億円。移動通信事業が増収を牽引(けんいん)。海外などのデータ通信事業の伸びも貢献した。最終利益は13.7%増の9096億円と3年連続で最高を更新した。

 またNTTは同日、グループのトップ人事も正式発表した。NTT社長には沢田純副社長(62)、NTT東日本は井上福造副社長(62)、NTTデータは本間洋副社長(62)がそれぞれ昇格。NTT西日本はNTTの小林充佳常務(60)が就任する。いずれも6月の株主総会後に就任予定。