【家電Watch】RIZAPとタイガー、低糖質プログラム始動

RIZAPはタイガー魔法瓶のIH炊飯ジャーで低糖質ごはんを実現した
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 ■「ごはん」我慢せずダイエット

 RIZAP(ライザップ)は、タイガー魔法瓶(大阪府門真市)が開発した低糖質ごはんが炊けるIH炊飯ジャー「とらひめ調理器」を使った新サービス「RIZAP“ごはん”で健康コミットプログラム」を発表した。RIZAP公式オンラインショップ「RIZAP COLLECTION」で、とらひめ調理器の販売や定期配送サービスなどを始めた。ダイエット中も主食を我慢せず、ごはんによる新ライフスタイルを提案するという。

 ◆カロリー50%オフ

 「とらひめ調理器 JPE-A10Z」は、5.5合炊きのIH炊飯ジャーで、専用食材を使って低糖質ごはんが炊ける。専用食材は、タピオカやこんにゃくなどを原料とする米粒状加工食品「とらひめ」で、タイガー魔法瓶が独自開発した。白米に代わる主食となり、茶碗(ちゃわん)1杯130グラム当たりで、白米に比べて糖質が約47%、カロリーが約50%、それぞれ少ない。さらに、食物繊維は約8倍も多いという。

 炊き方は簡単で、内鍋にとらひめと水を入れて、なじむように混ぜたら、とらひめ専用メニューを選択して炊飯する。研ぐ必要がなく、水を用意するだけで手軽に炊ける。原料にコメは使われていないが、白米に似た食感を実現し、毎日無理なく低糖質生活が続けられるという。

 今回発表された「RIZAP“ごはん”で健康コミットプログラム」は、健康管理やダイエットなどで我慢しがちな食事を追究した。タイガー魔法瓶と提携し、RIZAP公式オンラインショップでとらひめ調理器を販売するほか、食事の悩みをRIZAP専属管理栄養士に相談できる「ごはん診断」、料理教室「RIZAP COOK」監修の低糖質レシピなどを提供する。

 販売価格は、とらひめ調理器が4万8000円で、専用食材のとらひめが3800円(2~2.5膳分×10袋)。初回購入特典として、とらひめ調理器を単体で購入すると、とらひめ10袋分が同梱(どうこん)される。定期配送サービスを利用した場合、とらひめ調理器の価格が3万8000円になり、初回はとらひめ10袋分も付属される。2回目以降は、とらひめ10袋が定期配送され、通常価格より5%安い3610円で購入できる。価格はいずれも税抜き。

 ◆おいしく満腹感

 とらひめごはんは保温を推奨しておらず、早めに食べるか、冷蔵・冷凍保存が適しているという。そこで、炊きたて以外でもとらひめごはんをおいしく食べられるように、アレンジレシピを用意。ピラフやスープチャーハン、ふりかけを混ぜたおにぎりなどがあり、低糖質ごはんを無理なく毎日続けて食べられる。

 実際に、低糖質レシピを基に作られた料理を食べてみた。用意されたのは、とらひめごはんを使ったスパイシーピラフと、和風ローストビーフ。ピラフは、とらひめの食感がプチプチしていて麦ごはんのようで、コメは使われていないが違和感はなく、カレー風味でおいしく食べられた。

 鶏肉に見える白い食材が入っていた。これはエリンギだった。他に野菜が大きめにカットされているため、食べごたえがある。量は茶碗1膳分ほどで、食べ終わる頃には満足感があった。ダイエット中だと、白米の量を少なくして満腹感が得られないということがあるが、とらひめごはんなら低糖質なので量をしっかり食べられる。

 ローストビーフには低糖質のめんつゆが使われており、わさびクリームソースで味もついている。肉は食べごたえがあり、低糖質でも満足できる。

 このほか、とらひめ定期配送サービス利用者限定で、ライザップの低糖質フードブランド「LOCA-Labo(ロカラボ)」サンプルや健康レシピもプレゼントされる。LOCA-Laboの製品には、そうめんやパスタ、ケーキなどがあり、ダイエット中でも食事の幅を広げられそうだ。

 LOCA-Laboのケーキも試食してみた。チーズケーキは糖質3.1グラム、ガトーショコラは糖質3.8グラムとかなり低い。チーズケーキはクリーミーでおいしく、ふすま粉を使ったクッキー生地が味のアクセントになっていた。ガトーショコラも濃厚で、低糖質とは思えないおいしさだった。

 ◆3000万食のデータ

 RIZAPの高谷成夫取締役は、タイガー魔法瓶と取り組むフードプロジェクトについて次のように語った。

 「ライザップには、お客さま10万人の食事データがある。合計3000万食にも上るデータを分析し、さまざまな知見を生かして発案したのが、低糖質フードブランド『LOCA-Labo』だ。現在はオンラインショップで販売しており、売り上げ個数は順調に伸びている。今後、このフード市場をライザップでは強化していく予定で、日本でよく食べられるごはんも欠かせないものと考えた。ごはんを除く食事ではなく、新しいスタイルでごはんを食べてもらいたいと思い、タイガー魔法瓶の低糖質ごはんを取り入れることにした。両社の得意とする分野をかけ合わせて、さまざまな取り組みをしていきたい」(インプレスウオッチ)