デンソーが居眠り検知装置 大型商用車に後付け可能

カメラで撮影したドライバーの顔の向きなどを検知し安全運転を支援するデンソーのシステム=15日、東京都中央区
カメラで撮影したドライバーの顔の向きなどを検知し安全運転を支援するデンソーのシステム=15日、東京都中央区【拡大】

  • デンソーが発売した運転手の居眠りや脇見を検知、警告する装置
  • デンソーが発売した、運転手の顔の向きや目の開き具合を測定するカメラ(同社提供)

 自動車部品大手のデンソーは15日、トラックやバスなど大型商用車に後付けで搭載でき、運転手の居眠りや脇見を検知、警告する装置を同日発売したと発表した。大型商用車は事故時の被害が大きい一方、長く使われ買い替えが進みにくいため、後付けの需要が大きいと判断した。デンソーは2014年に新車向けを発売している。

 取り付け費用込みで10万円程度を想定し、年間5千台の販売を目指す。装置は箱状の本体を座席の下などに置き、配線でつながったカメラを運転手に向けて取り付ける。カメラが顔の向きや目の開き具合を測定し、居眠りや脇見を検知すると音声で警告する。警報回数や警報時の画像は記録され、パソコンで確認できる。

 武内裕嗣常務役員は東京都内で記者会見し「トラックやバスの事故がなかなか減らない中、眠気や疲れをしっかり検知し運転手に安全な運転をしてほしい」と強調した。