富士フイルム 富山化学を完全子会社化、RIファーマと統合

 富士フイルムHDは14日、子会社の富山化学工業を完全子会社化し、傘下の富士フイルムRIファーマと10月1日付で統合すると発表した。統合後の新会社名は「富士フイルム富山化学」。富士フイルムRIファーマが存続企業となる。

 富士フイルムHDは、2008年に富山化学工業の株66%を約1300億円で取得し、医薬品事業に本格参入。残りの株式を持つ大正製薬ホールディングスから34%を取得し完全子会社化する。取得額は明らかにしていない。富士フイルムRIファーマは富士フイルムの完全子会社。

 富山化学工業は抗感染症などの研究開発を手掛けており、インフルエンザや認知症治療薬の開発に強みがある。富士フイルムRIファーマの技術と合わせて、新薬が市場に流通するまでの時間を短縮したい考えだ。