スルガ銀、シェアハウス「かぼちゃの馬車」をめぐる融資問題で第三者委検討

 女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」をめぐるずさんな融資問題で、地方銀行のスルガ銀行(静岡県沼津市)は14日、審査書類の改竄(かいざん)などに組織的関与があったかどうかを調べる第三者委員会を検討していることを明らかにした。

 スルガ銀は物件所有者や行員らを対象に、融資審査の過程で不正がなかったか社内調査を進めていたが、行員による調査だけでは実態解明が不十分で、より公平な調査が必要との判断に傾いていたもようだ。

 15日の2018年3月期決算の発表時に、これまでの社内調査結果を示す見通しで、第三者委についても言及するとみられる。スルガ銀は「(第三者委の設置は)一つの選択肢として、検討していく」(広報)としている。

 スルガ銀は、立ち入り検査に乗り出している金融庁に対し、当初は「不正に行員が関与した事実は確認していない」などと説明していたが、その後の調査で一転。複数の行員が審査書類の改竄を認識していたことが判明し、組織的な不正関与の疑いが強まっている。