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東芝、4年ぶり最終黒字 半導体売却の方針変わらずも中国当局の承認、見通し立たず (2/2ページ)

 東芝は15年に発覚した不正会計問題で危機的な財務状況となり、医療機器事業などを売却した。しかし、その後の米原発事業の巨額損失で債務超過に陥ったため、昨年、東芝メモリ株の過半を米投資ファンドなどに売却する計画を決めた。

 ただ、売却は中国当局の承認が下りなければ進まない。審査の期限は今月28日だが、いまだ見通しの立たない状況だ。承認がずれ込めば、東芝は今後進める経営再建の前提の見直しを迫られる。

 ■東芝の連結業績の推移(売上高/最終損益)

 2014年3月期 6兆4897/  602

   15年3月期 6兆1146/▲ 378

   16年3月期 5兆1548/▲4600

   17年3月期 4兆8707/▲9656

   18年3月期 3兆9475/ 8040

 ※単位:億円、▲は赤字

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