製紙4社は3社減益 原燃料高騰、国内需要減響く

 製紙大手4社の2018年3月期連結決算が出そろった。古紙など原燃料の高騰や国内の需要減が響き、通信販売向け段ボールの好調や製品の値上げがあったものの、レンゴーを除く3社が最終利益を減らした。売上高は全社が増加した。

 日本製紙が15日に発表した決算は、最終利益が前期比6.6%減の78億円だった。値上げを昨年実施したが、新聞、印刷用紙の減少などが圧迫した。東京都内で記者会見した藤森博史取締役は19年3月期について「まだ燃料や古紙の価格がマイナス要素になる」との見通しを示した。

 王子ホールディングスは10.1%減の362億円。大王製紙は67.3%減の39億円だった。

 レンゴーは海外のグループ会社の売却益があり、19.8%増の166億円となった。