製薬4社の18年3月期、主力製品好調3社増収増益

 製薬大手4社の2018年3月期連結決算が出そろい、主力製品が好調だった武田薬品工業など3社は増収増益だった。事業譲渡などが影響したアステラス製薬は減収減益と苦戦した。

 武田薬品は、売上高が前期比2.2%増の1兆7705億円で、最終利益は62.6%増の1868億円と大幅に増えた。主力の潰瘍性大腸炎の治療薬が好調で、採算性の高い新薬も米国などで売り上げを伸ばした。

 第一三共は国内医薬品が好調で売上高が0.5%増の9601億円、最終利益は12.7%増の602億円。エーザイは主力のがん治療薬が伸び、売上高は11.3%増の6000億円、最終利益は31.7%増の518億円だった。

 一方、アステラスは売上高が0.9%減の1兆3003億円。子会社のがん治療薬の研究終了に伴う損失を計上したことなどで最終利益も1646億円と24.7%減った。