【ビジネス最前線】野州たかむら 3度の災害から再稼働 飴製造で全国展開目指し商品企画力を強化 栃木・茂木 (1/3ページ)

開発した自社ブランド商品を手にする小崎和江社長。本格的に全国展開を目指す=茂木町茂木
開発した自社ブランド商品を手にする小崎和江社長。本格的に全国展開を目指す=茂木町茂木【拡大】

 水害、地震、竜巻と3度の自然災害で大きな被害に遭いながらも、その都度克服してきた栃木県茂木町のあめ・キャンディー製造、野州たかむら(小崎和江社長)は自社ブランド商品の開発で全国展開を目指す。県の「とちぎ産業振興プロジェクト現場改善派遣事業」で業務改善の指導を受け、生産性を向上させてきた。県庁で22日、その成果を発表する。(松沢真美)

 ●自社ブランド開発

 同社は小崎社長の父が昭和50年に創業。取引先のブランド商品を手がける「OEM」で、べっこうあめやチョコレート菓子などを製造してきた。

 OEMを主力とし、さまざまなキャラクター商品など製造してきたが、数年前から自社ブランド商品の開発にも力を入れてきた。

 素材を厳選し、着色料や香料を使わないべっこうあめシリーズなどを開発。販路開拓に重点を置き、東京などの展示会に積極的に出展してきた。

 今後、東京都内にショールームを兼ねた営業拠点を構える方針。販路開拓と共に商品企画力を強化し、自社ブランド商品の全国展開を目指す。

 ●30年間で3度被災

 小崎社長は父、母に続く3代目。茂木町で大きな被害をもたらした自然災害では、工場などが大きな被害を受け、操業停止と再稼働を繰り返した。

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