Venus MedtechがDCP Capitalの株式出資を受け、心臓弁の技術開発と国際的な商業化を加速

 Venus MedtechがDCP Capitalの株式出資を受け、心臓弁の技術開発と国際的な商業化を加速

 AsiaNet 73563 (0872)

 【杭州(中国)2018年5月16日PR Newswire=共同通信JBN】Venus Medtechは、DCP Capitalと正式な出資契約を締結したと発表した。出資金は、Venus Medtechが既存のバルブ製品のアップグレードと国際化を加速し、同社が迅速に新たな僧帽弁/三尖弁疾患治療技術の臨床研究段階に入ることを支援し、同社が国際的な心臓弁市場に全面的に参入に当たって確固たる基盤を築くのを支援するために使われる。

 経済成長と高齢化に伴い、老人性石灰性大動脈弁疾患が増加しており、間もなく中国における弁膜疾患の主な原因になるであろう。現在、大動脈弁置換術(SAVR)の外科手術が広く用いられているが、外科的外傷リスクは高く、術後の回復は遅い。高齢の患者のほとんどは、その様な手術に耐えられない。16年間で急速な進歩を遂げた経カテーテル大動脈弁置換(TAVR)技術は、徐々に世界の大動脈弁疾患治療の主流になってきた。現時点で、TAVRが望ましい患者が中国に少なくとも50万人いるが、大多数が病院に入院しての治療を受けていない。大動脈弁疾患に加え、僧帽弁および三尖弁疾患もまた、よくみられる弁膜心疾患である。重度の僧帽弁逆流(MR)および三尖弁逆流(TR)の患者数は、中国に1000万人超いると推計されているが、外科的治療の割合は2%未満。この分野の治療市場は特に有望である。

 Venus Medtechは、心臓弁疾患用の医療機器の研究、開発および商業化を長年にわたり継続してきた。同社は世界中で300以上の弁技術の特許を取得しており、知的所有権を完全かつ厳格に保護してきた。同社の第1世代TAVR製品であるVenusA-Valve経皮介入性大動脈弁システムは、2017年4月に中国国家食品薬品監督管理局によって承認された初の介入人工弁製品であり、中国における介入性心臓学の新時代を作り、中国で生まれたハイエンドの革新的医療機器の先例となった。

 Venus Medtechは、心臓弁疾患治療の分野で深く包括的な位置を占めている。経カテーテル肺動脈弁製品であるVenusP-Valveは世界初の自己拡張型肺動脈弁であり、20近い国・地域の27施設で178件の移植が実施されている。同社の中国登録調査も完了、欧州連合(EU)登録調査は間もなく完了する。中国と欧州は2019年に同社の上場を承認する見込みである。加えて、Venus Medtechは今回の新たな出資金を使い、僧帽弁と三尖弁の置換装置の開発を加速させる。2019年に臨床試験段階に入ることが期待されており、5年後の心臓弁ビジネス成長のための永続的な開発モメンタムが積み重ねられることになる。

 Venus Medtechのエリック・ジー共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は「われわれは、DCPが長期的な付加価値パートナーとなってくれたことを非常に喜んでいる。この協力は、デビッド・リュー氏率いるDCPチームが25年間、中国において投資で成功してきた経験から利益をもたらしてくれるだろう。特に、われわれはDCPの重要な投資/買収経験とポートフォリオ管理能力を活用し、Venus Medtechの拡大を加速させることを期待している」と語った。

 DCPのデビッド・リュー執行会長は「DCPは、Venus Medtechに投資する機会を持てたことを喜んでいる」と述べ、「われわれは、同社の優れた経営陣、強力な技術力、深い業界知識に大変感銘を受けている。当社のネットワークと専門知識をフルに活用し、Venus Medtechが次の発展段階に進んでいけるよう支援するのを楽しみにしている」と続けた。

 DCPのウエイン・ワン社長は「Venus Medtechは、グローバルなビジョンと強い社会的責任感を持った経営陣に率いられており、そのような会社とパートナーシップを結び、グローバルな医療機器メーカーに成長していくのを支援するのは光栄だ」と付言した。

 収益は、Venus Medtechの急速な発展を支援するため、同社の研究・開発、生産、販売ネットワークの拡張に投資される。

 Haoyue Capitalがこの取引の専属財務アドバイザーだった。

 ▽Venus Medtechについて
Venus Medtechは、中国有数の心臓弁開発会社である。同社は杭州国家ハイテク開発区にあり、国際的にも先進的な商用人工心臓血管弁システムの研究・開発に注力、中国、全世界の両方でそうした製品の開発に成功してきた。

 Venus Medtechは研究・開発に専念しており、これまでに2度、新しいバルブシステムのモデルの生産を他に先駆けて始めた実績がある。事前装填(そうてん)経カテーテル弁システムと自己拡張経カテーテル肺動脈弁システム(VenusP-Valve)である。2013年以来、Venus MedtechはQiming Venture Partners、Sequoia China、ゴールドマン・サックスからの出資を受け入れている。

 追加情報については、http://en.venusmedtech.com を参照。

 ▽DCPについて
DCP Capital(以下、「DCP」)は、中華圏にフォーカスした有力プライベートエクイティ企業である。DCPチームは以前、中国におけるKKRとモルガン・スタンレーのプライベートエクイティ事業を主導、複数のサイクルにわたる優れた長期的実績がある。過去25年間以上、DCPチームは多くの成功した取引を主導し、Ping An Insurance(Group)Company Of China、China Mengniu Dairy Co、Qingdao Haier Co、China International Capital Corp、China Modern Dairy Holdings、United Envirotech、China Cord Blood Corp、Fujian Sunner Development Co、Far East Horizon、Hengan Group、Belle International Holdings、Fujian Nanping Nanfu Battery Co、COFCO Meat Holdings、Yongle Appliance、Asia Dairy、Uxin Group、Tarena International Incなど、数多くの業界リーダーを育成してきた。世界的な投資見通しと広範なローカルネットワークを組み合わせ、DCPチームは深い業界知識と強力な運用能力を蓄積してきた。長期的なバリュー投資家として、DCPはポートフォリオ企業との長期的で共に利益となるパートナーシップを構築し、価値創生戦略を下支えすべく尽力している。

 ソース:Venus Medtech(Hangzhou)Inc.