東芝ホームテクノ IHジャー新モデル 真空強化で炊飯時間を短縮

「真空圧力IHジャー炊飯器RC-10ZWM」(5.5合炊き)
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 東芝ホームテクノ(新潟県加茂市)は、真空ポンプの強化により炊飯時間を短縮した「真空圧力IHジャー炊飯器 RC-10ZWM」(5.5合炊き)を6月上旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は13万円前後(税抜き)。

 ふっくらと芯まで炊き上げる「かまど炊きのおいしさ」を追求し、圧力と真空の“合わせ炊き”を行う真空圧力IH(電磁加熱)ジャー炊飯器。甘みや粘りといった、コメ本来のうまさを引き出すという。同社の炊飯器でフラッグシップモデルに位置付けられる。

 新モデルでは真空ポンプをパワーアップし、従来機種の0.6気圧から0.5気圧に進化したことにより、ひたし時により素早くコメに吸水できるようになった。食感の炊き分けができる「かまど名人」コースでは、炊飯時間を約30%短縮。食感おすすめ選択時で3合のコメを炊く時間が従来の約55分から約38分に縮まった。

 また、玄米と白米を混ぜて炊く「白米混合」コースでは、混合比率を3通りから選べるようになった。従来の「白米2:玄米1」に加えて、「白米1:玄米1」と「白米1:玄米2」を追加し、好みに合わせて選択できる。

 炊飯コースはこのほか、そくうま、炊き込み、雑穀米、麦ごはんなどを用意。かまど名人コースの食感炊き分け(白米・無洗米)は、11通りから選べる。甘みをさらに引き出す「甘み炊きコース」は、食感を3通りから選択できる。(インプレスウオッチ)