三菱電機、21年に売上高5兆円 新経営戦略「買収戦略前提にせず」 (1/2ページ)

中期経営計画を説明する三菱電機の杉山武史社長=21日、東京都千代田区
中期経営計画を説明する三菱電機の杉山武史社長=21日、東京都千代田区【拡大】

 三菱電機は21日、今後3年間の中期経営計画を発表した。鉄道向けの各種システムや自動車機器などを伸ばして2021年3月期に連結売上高で5兆円以上(18年3月期は4兆4311億円)、本業の収益力を示す売上高営業利益率は8%以上(7.2%)を目指す。

 三菱電機は冷蔵庫やエアコンなどの家電から、半導体、自動車部品、鉄道や電力システムなどの重電まで幅広く事業を手がける。中期計画では、それぞれの事業で着実な成長を遂げることで「買収戦略を前提とせずに自然体で実現を狙う」(杉山武史社長)とした。

 三菱電機の当面の業績牽引(けんいん)役となるのが工場の自動化システム関連機器。生産体制の高度化を目指す企業からの需要が急増しているためだ。

 旺盛な引き合いに対応するため名古屋製作所旭工場(愛知県尾張旭市)の近辺を候補として新工場を建設し、それとは別に名古屋市の工場敷地内で建て替えも検討する。総投資額は300億円超になる見込み。19年度に建設を始め、20~21年度には生産を開始する考えだ。

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