トヨタ自動車グループの部品メーカー、豊田合成は22日、2025年度の売上高目標を1兆円以上とする経営計画を発表した。
17年度(8069億円)に比べ2割以上増やす。安全意識の高まりを背景に中国やインドなど新興国でエアバッグを拡販する。
自動運転に対応したハンドルなど新製品も開発する。
ロボット用の人工筋肉や、無線でドローンに充電する技術などに用いるパワー半導体など自動車向け以外の製品も投入し、販売を上積みする。
売上高に占める営業利益の割合は17年度の5.1%から25年度に8%に引き上げる。
豊田合成は18年度に日本基準から国際会計基準(IFRS)に移行した。影響額は軽微という。