ホンダ米子会社、新型ビジネスジェット機公開 航続距離17%延長し2661キロ

ホンダの米国子会社が発表した新型ビジネスジェット機「ホンダジェットエリート」
ホンダの米国子会社が発表した新型ビジネスジェット機「ホンダジェットエリート」【拡大】

 航空機事業を手掛けるホンダの米国子会社「ホンダ エアクラフト カンパニー」は28日、最新の小型ビジネスジェット機「ホンダジェットエリート」を公開したと発表した。従来機より航続距離が約17%延び、約2661キロの飛行が可能。空気取り入れ口の改良により室内の静音性も向上した。

 機体色はアイスブルーなど3色を追加。スイス・ジュネーブで28~31日に開催のビジネス航空ショーに展示し、北米と欧州で525万ドル(約5億7000万円)で販売する。藤野道格社長は「性能、移動効率、環境について新たな価値の創造を追求し続ける」とのコメントを出した。