FX規制強化案を提示 金融庁、取引額引き下げも

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 金融庁は30日、外国為替証拠金取引(FX)を手掛ける業者への規制強化案をまとめ、有識者検討会に提示した。業者の財務を定期的に評価し、健全性が低い場合は自己資本の積み増しや元手に対して取引可能な額を引き下げるよう求める。

 FXは元手の数倍の売買が可能な外為取引で、少ない資金で大きな利益を出せる点が人気だ。一方で、相場が急激に変動すれば投資家は元本を超える損失の支払いを求められる可能性がある。業者が資金を回収できずに経営が悪化するリスクが指摘されていた。

 強化案は、業者に対し財務評価の頻度を増すなどの厳格化を要請。金融庁は評価に応じ、自己資本の積み増しや現状で認められている元手の最大25倍の取引可能額を引き下げるよう求める。