ナショナル坊やが帰ってきた…創業100周年記念で復活 「脱家電」で抱くジレンマの表れか (1/3ページ)

創業100周年を記念して3月に開館したパナソニックミュージアムの「ものづくりイズム館」。ナショナル坊やと記念写真を撮るフォトスポットもある=大阪府門真市(奥清博撮影)
創業100周年を記念して3月に開館したパナソニックミュージアムの「ものづくりイズム館」。ナショナル坊やと記念写真を撮るフォトスポットもある=大阪府門真市(奥清博撮影)【拡大】

  • パナソニックが創業100周年を記念して公開した動画では、ナショナル坊やが電動アシスト自転車を乗る

 懐かしの「ナショナル坊や」が帰ってきた。松下電器産業のイメージキャラクターとして昭和32年に登場すると、テレビCMや店頭の人形のキャラクターとして人気者になったが、次第に出番が減少。ブランド名をパナソニックに統一した平成20年には完全に使われなくなっていた。そのナショナル坊やが創業100周年を記念し、復活したのだ。パナソニックは当時のCMの雰囲気そのままに、最新家電などが登場する新パターンの動画を公開したほか、系列の電器店には復刻した人形を有償で配布し、メモリアルイヤーを盛り上げている。(橋本亮)

 最新家電にびっくり

 「明るいナショナル…」でおなじみだったCMソングが流れる中、ナショナル坊やが電動アシスト自転車に乗り、ホームベーカリーでつくったパンをおいしそうにほおばる。パナソニックが動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した動画には、進化を遂げた最新の家電などが登場する。

 このほかにも、ナショナル坊やが室内の空気をきれいにするエアコンや、食べ物の鮮度を長持ちさせる冷蔵庫、ロボット掃除機などに驚くパターンの動画も公開されており、「家電や暮らしの100年の進化を感じてもらえるようにした」(同社)。動画の公開は今年いっぱいの予定だが、好評なら延長を検討する。

復活したナショナル坊や、その役目は