来春の新卒採用面接、きょう解禁 売り手市場続き早まる内定

 2019年春卒業予定の大学生らに対する主要企業の採用面接が6月1日に解禁、就職活動は大詰めを迎える。人手不足を背景に、幅広い業種で学生が有利の「売り手市場」が続いている。多くの企業が6月中に内定を約束する見通しだ。

 就職情報会社、マイナビの担当者は「最近の学生は働き方改革関連のニュースに触れることが多く、残業時間の長さや福利厚生の充実度への関心が高い」と指摘。女性は育児支援策についても注目するという。全体としては大手志向が強まっている。

 経団連の加盟企業向けの採用選考指針は、会社説明会が3月1日、面接など選考活動は6月1日、正式な内定は10月1日を解禁日としている。3年連続で同じ日程だ。

 企業の採用意欲は旺盛で、優秀な学生を早く獲得しようという動きが加速している。就職サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアの調査によると、5月1日時点の大学生の就職内定率は4割超に達する。現行日程になってから最も高い水準だ。

 経団連に加盟していない外資系やIT、中小の企業の内定が中心とみられる。