アウディがレンタカーサービス コンシェルジュが手厚い支援

レンタカーとして貸し出されるアウディの高級スポーツ車「R8スパイダー」を紹介するコンシェルジュ=4日、東京都港区
レンタカーとして貸し出されるアウディの高級スポーツ車「R8スパイダー」を紹介するコンシェルジュ=4日、東京都港区【拡大】

 独アウディの日本法人、アウディジャパンは4日、「コンシェルジュ(案内スタッフ)」が車両の引き渡しや引き取りを行うレンタカーサービスを始めたと発表した。東京都内13区と千葉県浦安市の一部エリアで展開。トヨタ自動車やホンダもレンタカー事業に注力し始めており、車の「所有」にこだわらない都市部の消費者を囲い込む取り組みが広がりそうだ。

 アウディは2015年の米国開始を皮切りにレンタカーサービス「アウディ・オン・デマンド」を展開し、日本は7カ国・地域目。国内向けサービスでコンシェルジュを担うのは約10人でレンタルの利用者を手厚くサポートする。斎藤徹社長は「レンタルを収益事業の柱にしたい」と意気込んだ。

 車両を予約する流れは、スマートフォンなどで専用サイトにアクセスし運転免許証番号などを登録。さらに画面上で日時や車種を選び、引き渡しと引き取り場所も指定する流れだ。

 コンシェルジュは、引き渡し場所に出向き操作方法や機能について説明したうえで鍵を渡すほか、引き取りも行う。このため、駐車場が確保できず車の使用をあきらめていた顧客でも好きなときに利用できる。

 レンタル可能な車種は小型車「A1」から高級スポーツ車「R8スパイダー」までと多彩だ。利用料金は最短4時間の場合で7200~5万1200円。

 駐車代など所有コストに負担を感じ車を敬遠する消費者が都市部を中心に増える中、トヨタが今春からレンタカー事業に高級ブランド「レクサス」の車種を導入。メルセデス・ベンツ日本は、新車の購入者向けに車両を無料で貸し出す新サービスを1月に始めた。新車購入後3年間、希望モデルを3回まで借りられる仕組みだ。