破産の花園万頭、生産再開 複数企業がスポンサー名乗り 雇用も継続か (1/2ページ)

 東京地裁に破産を申請した花園万頭(東京都新宿区)が6月3日、生産を停止していた自社工場の稼働を再開したことが東京商工リサーチ(TSR)の取材でわかった。「6月7日まで」としていた店舗営業も継続する方向で調整中。(東京商工リサーチ特別レポート)

 花園万頭は5月31日、破産を申請。4日までに複数企業がスポンサーに名乗りを挙げており、保全管理人事務所の担当者によると「破産手続きは進行するが、スポンサー企業や第二会社への事業譲渡で、営業を継続する方向で調整している。併せて6月末で解雇予定だった従業員の雇用も継続できる見込み」という。

完売状態の名物「花園万頭」

完売状態の名物「花園万頭」

◆報道受けて各店で完売続出

 花園万頭の破産申請が報じられた6月1日、各店舗には名物の「花園万頭」や「ぬれ甘なつと」を求める客の姿であふれ、「花園万頭」は「1日の早いうちに完売」(店舗担当者)、「ぬれ甘なつと」も3日までに売り切れた店舗が多数あった。

 本店(新宿区)での1日、2日の来店者数は「例年のこの時期に比べ、実感として2倍以上」とTSRの取材に販売担当の男性従業員は説明。報道を見た客から「花園万頭がなくなるのは残念」と、今回の措置を惜しむ声が少なくなかったという。

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