アップル、次期OS投入 アプリ起動速度2倍、競合製品と差別化 (1/2ページ)

米アップルが開いた開発者向けのイベント「年次開発者会議(WWDC)」の会場に詰めかけた来場者ら=4日、米カリフォルニア州サンノゼ(ブルームバーグ)
米アップルが開いた開発者向けのイベント「年次開発者会議(WWDC)」の会場に詰めかけた来場者ら=4日、米カリフォルニア州サンノゼ(ブルームバーグ)【拡大】

 米アップルは4日、カリフォルニア州サンノゼで開いた開発者向けのイベント「年次開発者会議(WWDC)」で、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの携帯端末向けに性能や信頼性を向上させた新たな基本ソフト「iOS12」を発表した。2018年後半にアイフォーンやタブレット端末「iPad(アイパッド)」向けに無料で提供する。新OSに搭載したさまざまな新機能をユーザーに訴求し、サムスン電子やグーグルなどの競合製品との差別化につなげたい考えだ。

 カメラ機能も強化

 iOS12のテーマはパフォーマンスの向上。アップルによると、アプリの起動速度が現行OSの2倍になるなど、反応や速度の向上に重点を置いて開発したという。また、消費者の要求が高まるカメラ機能についても、カメラアプリを変更し、撮影速度を高めた。

 iOS12に搭載するAR(拡張現実)プラットフォームの最新版「ARKit2」は、複数の利用者がARゲームの画面を共有できる機能を盛り込んだ。また、ビデオ通話アプリ「FaceTime(フェイスタイム)」は最大32人までの同時利用が可能となる。

 さらに、利用者の表情を模して動く絵文字「アニ文字」で遊べる機能も拡充。ユーザー本人を模したキャラクターを作って、フェイスタイムで利用できるようにした。

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