ノンアルビール「ペット戦争」勃発 サントリーにアサヒが対抗 (1/2ページ)

共同オフィスでの業務中、サントリービールの「オールフリーオールタイム」を試飲するOA機器メーカーの営業担当者=7日、東京都千代田区
共同オフィスでの業務中、サントリービールの「オールフリーオールタイム」を試飲するOA機器メーカーの営業担当者=7日、東京都千代田区【拡大】

  • ペットボトル入りのノンアルコールビール「アサヒドライゼロスパーク」を手にするアサヒビールの黒木誠也常務取締役=7日午後、東京都千代田区

 アサヒビールは7日、ペットボトル入りのノンアルコールビール「ドライゼロスパーク」を7月3日に発売すると発表した。ペットボトルのノンアルビールは、ノンアルビール市場2位のサントリービールが今月、ビール大手として初めて発売する予定。同種の商品を首位のアサヒが投入することで激しい競争が予想され、「ノンアルペット戦争」の様相を呈してきた。

 ドライゼロスパークは、ペットボトルの高い耐圧性を生かし、缶容器の商品に比べて炭酸の強さを30%引き上げ、刺激感を高めた。500ミリリットル入りで店頭想定価格は201円前後だ。

 ノンアルビールはキリンビールが2009年に初めて発売。各社も相次いで参入して市場を拡大させてきた。昨年も前年比で5%程度の伸びをみせている。ただ、アルコールを摂取できないときにビールの代わりに飲む商品という性格が依然強く、各社はこのままでは成長が鈍化すると危機感を募らせている。

 各社は打開策として、スポーツ後やのどが渇いたときの日常的な飲料としてのノンアルビール販売拡大を想定。アサヒ、サントリーが投入するペットタイプは開封後も改めて蓋を閉めることができるなどの利点をてこに、これまでになかったノンアルビールの飲用を広げようとしている。

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