キッコーマン、南米に販売子会社 5年内に印、アフリカに展開も

 キッコーマンは7日、南米で販売子会社を設立する方針を明らかにした。国内市場の縮小が避けられないことから、海外市場向けを拡充しており、その一環として同地域の販売態勢を強化する。南米のほか未開拓に近いインド、アフリカへの展開も図る。

 取締役会議長を務める茂木友三郎名誉会長が同日、訪問先の米ウィスコンシン州で記者団に対し表明。茂木氏は「5年以内に設立したい」と述べた。南米販売を担う東洋食品の卸売り子会社から、しょうゆの販売機能を独立させる方向だ。

 南米での販売は北米での成功体験を踏襲、現地の料理にしょうゆを用いるレシピや好みに合わせた商品を開発して拡大させる。直近では、米マーケティング子会社がメキシコ向けに開発したレモン・ライム果汁入りのしょうゆが好調といい、「南米各国の事情に通じたスタッフを増やし、メニューや商品の幅を広げたい」(堀切功章社長)考えだ。(米ウィスコンシン州フォンタナ 山沢義徳)