米議員、グーグルにも疑念 中国企業との関係調査

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 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版などは7日、米議会の一部議員が、米IT大手グーグルが中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と結んでいる提携について、個人データの共有状況などの調査を始めたと伝えた。

 米交流サイト大手のフェイスブックが、利用者データへのアクセスを認めた携帯端末メーカーの中に華為など中国企業が含まれていたことが判明し、米議員は米IT企業と中国企業の関係に疑念を深めている。

 グーグルと華為は今年1月、スマートフォンのメッセージ機能に関する提携を発表。両社は技術的な関係を深めた。

 米上院議員は7日、公開質問状で、グーグルの親会社アルファベットと米短文投稿サイトのツイッターに対し、華為のほか、中国のスマホ大手、北京小米科技(シャオミ)や中国のIT大手、騰訊(テンセント)との関係について説明を求めた。(共同)