アメコミのキャラ、世界でヒットのサプライズドール…「オトナ市場」を狙った人形が続々登場 (1/4ページ)

 「リカちゃん」や「バービー」といった子供向けのアイテムが思い浮かぶ人形の市場に、大手の玩具メーカーが大人もターゲットに入れたアイテムを続々と投入してきている。バンダイ(東京都台東区)は2月に新会社のBANDAI SPIRITSを設立し、アメリカンコミックや洋画などに出てくるキャラクターのフィギュアを投入して、ハイターゲット市場を狙う方針。タカラトミー(東京都葛飾区)は世界での販売数が5億個に達したアメリカ発のカプセル入りドールを7月に日本で発売し、子供だけでなく情報発信に長けた大人の女性層も含めた市場を開拓する。

 人気キャラ、精巧なフィギュアとなって会場に

 「アベンジャーズ」のヒーローたちが勢ぞろいしてポーズを決める。「ジャスティス・リーグ」の面々が戦いに挑もうと身を乗り出す。「バットマン」に「スター・ウォーズ」に「パシフィック・リム:アップライジング」。アメコミを原作にした洋画や人気の特撮シリーズに登場するキャラクターたちが、精巧なフィギュアとなって会場を埋め尽くす。BANDAI SPIRITSが5月25日から27日まで、東京・渋谷の渋谷キャストで開催した「TAMASHII Comic-Con -タマシイ コミ魂-」には、300点にも及ぶフィギュアが並び、見物に訪れるファンで賑わった。

 「20代の男女が多く集まる渋谷を皮切りに広めていきたい」。イベント開幕前日の5月24日に会見したBANDAI SPIRITSの竹中一博取締役は、こうしたフィギュアのターゲットが子供ではなく大人層にあることを明言。映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が大ヒットし、「デッドプール2」や「ニンジャバットマン」、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」といった作品の公開も近づく中で盛り上がるアメコミや洋画への関心をとらえ、売り込んでいくスタンスをアピールした。

往年のシルエットを踏襲