「変わらないのがコメダ」を変えたブラックコーヒー 本気になったその理由は (1/5ページ)

 全国に約800店を展開するカフェチェーン「コメダ珈琲店」が、ブラックコーヒーに力を入れ始めている。コメダの主力商品は、砂糖とミルクを入れて飲むことを推奨するブレンドコーヒーだ。なぜ今になって、「ブラック」を重視し始めたのか--。

 店で抽出する「コメ黒」を全国展開

 「コメ黒」というコーヒーを、ご存じだろうか。

 全国に800店近くある「コメダ珈琲店」が、力を入れるメニューで、2月26日から各店での導入を順次進めている。1杯の価格は店舗により異なるが、ブレンドコーヒー+100円(税込み)の値づけだ。

 「コクのあるブラジル最上級グレードの豆をベースに、華やかに香り高いキリマンジャロの豆をブレンド。上品な酸味と深いコクに、甘い香り。そしてすっきりとした後味を、絶妙なバランスでお楽しみいただけます。ブラックで飲んでいただきたいので、基本はコーヒーフレッシュを提供していません」(広報担当)

「コメ黒」のポスター(編集部撮影)

「コメ黒」のポスター(編集部撮影)

 最初にこのメニューが登場したのは、2016年7月15日にオープンした「コメダ珈琲店 渋谷宮益坂店」(東京都渋谷区)だ。このとき特に「プレス発表会」はなかったが、筆者は事前に新メニューを投入するという情報を得て、オープン日に店に行き「コメ黒」を味わった(当時650円)。価格が高いのは、この店はサイフォンで抽出するからだ。

変えた理由