パネルには、単室容積500cc、2ローターと簡単な記載。サイドハウジングが大きくカットされているので、吸入ポートは確認できませんが、どうもポート噴射らしい… その後、何度か記念館に行きましたが、2度と見ることはできていません
さらに興味のあるのが、3種の革新技のひとつ、2ストローク、排気キノコ弁ユニフロー型2気エンジンでした。その後、ダイハツが2CDDIなる同コンセプトを東京ショーで展示、プロト試乗もできましたが、これは、別のストーリーです。
ホンダは、60年代F1, F2 (12戦11勝)、 CVCCなどの大忙しで、REには興味を持たなかったようです。
日本の自動車老舗であり、トラック、バス、SUV、乗用車メーカーでもあったいすずは、独自のREを研究開発していました。最近いすず関係者に聞いたのですが、あったことは確か、しかしモノ、情報は不明とのこと。生産にいたるヴァンケル型固定繭形ハウジング・3葉ローター以外の例として仏ルノーとヴァンケル自身の別案をお見せします。
(山口京一)