清水建設 大阪のホテル現場に運搬・施工担うロボットを開発

清水建設が現場に導入する天井施工用のロボット(同社提供)
清水建設が現場に導入する天井施工用のロボット(同社提供)【拡大】

 清水建設は11日、大阪市に来年8月末完成予定のホテル(地上24階、地下1階)の建設現場に、資材の運搬や施工を担うロボットを導入すると発表した。建設業界の人手不足が課題となる中、独自に開発を進めていた。

 ロボットは3種類で、資材の運搬、鉄骨柱の溶接、天井の施工をそれぞれ受け持つ。人工知能(AI)が工程を覚え、自ら状況を判断しながら作業することができるため、作業効率を大幅に高められるという。現在は研究施設で動作を調整中で、今年9月から計6台を順次配備する予定だ。

 建設業界では作業員の負担を軽減したり、人手不足を補ったりするための技術開発が進んでいる。清水の担当者は「生産性をどの程度向上させられるかを現場で確認した後、他の現場にも導入していきたい」と語った。